掃除の開始です [住宅]
一冬越すと、カラマツの葉っぱが屋根に相当たまります。生活動線上部にのみ、樋を付けてあるのですが、この通りの有様です。葉っぱを残したままだと、屋根も痛みますので、とにかく掃除です。屋根はホウキで掃いて、樋は手で葉っぱを取り除きます。得意の、Before & After。最後に水で流して、清掃完了です。
埃で白くなっている所は、次回、モップで拭き掃除しましょうか・・・。改修して、3年も経つと、細かいところは、どうでもよくなってしまいがちです。
この屋根ですが、3年前に、カラーステン(0.3mm)の一文字葺きに改修しました。以前の屋根材は、“旧クボタ(現クボタ松下電工外装)”の“カラーベスト(セメント形成板)”でしたが、10年ごとに、シーラ・トップコートの塗り直しをして、30年でダメになりました。最近の製品は、もう少し持つと思いますが・・・。ちなみに、鋼材価格が上がる前で、施工面積220㎡で120万円。結構安かったと思っています。
上の写真ですが、クロステープと言います。何に使うかと言うと、水道管の“凍結防止帯”のラッキングが切れているので、補修に使います。冬場は、外気温が-20℃以下になりますので、ちょっとの剥がれも禁物です。忘れないうちに、修理しておきました。ちなみに、凍結深度は80cmなので、水道管は地中1mに設置されています。何せ、標高1300mですからね。
話を前に戻して、屋根の一部修理です。トップライト横の破風の板金に、一部隙間があって(施工不良)、去年、スズメ蜂が巣を作ってしまいました。
スズメ蜂は1年で居なくなると聞いていたのですが、本当にもぬけのからですね。今年は、巣を作られる前に、穴埋めをします。必要な材料と工具はこちらです。
1液式のウレタンシール・シーリングガン・紙テープ・調理用ゴム手袋。
シールの打ち方は、他にもシールを打つ場所があるので、そのときご紹介しますね。
掃除しないで、シール打ってますね。後でちゃんと掃除しましたよ。何せ、水洗いすると、乾くまで、シールが打てないので・・・。
最後に、屋根の全景です。結構汚れていますね(雨で濡れているので目立ちませんけど)。実は、木の樹液(特に白樺)が落ちると、黒く汚れてしまうんですね。一般的に、屋根から5m以内の樹木は伐採すべきなのですが、30年以上経つて、敷地の樹木が成長してしまった結果です。切っても良いのですが、屋根が汚れる程度であれば、良しとしています。電灯・電話の引き込み線に触れる樹木は、枝打ちで対応しています。
まあ、あんまり汚くなったら、レンタルのニッケンで、ポリッシャーを借りて来て、洗ってみます。
素敵な赤い屋根ですね!
別荘のお手入れも、色々されて大変ですね。^^
家も、お手入れで綺麗に長持ち、素晴らしいです。
by Yuki (2009-05-08 23:19)
chalさんの別荘は標高1300mの所にあったんですね。
緑が多くて癒されていいなぁと思っておりましたが、
案外樹液の掃除など大変な面もあるんですね。
by 肉球 (2009-05-08 23:25)
メンテナンスご苦労様です。
掃除をする前にシーリング材を打設しているということは、
水密性能は問題なく、単に穴埋めのためということでしょうか?
by Islay (2009-05-08 23:48)
雨どいに相当たまるものですね。また、樹液の影響を受けるとは思いもよりませんでした。ケガにご注意くださいね。
凍結防止帯のラッキングは、やはり風雨で切れてしまうのでしょうか。
by kurizo (2009-05-09 00:26)
スズメ蜂は1年で居なくなるんですか
実は家の屋根裏にスズメ蜂の巣があるんですよ。
発見してからダイブ経ってますのでもう居なくなってるでしょうか・・・
by takui (2009-05-09 18:14)