頂き物(その4) [料理]
「田舎に行き蕎麦を買ってきたので来ない」と携帯メールが入りました。向かった先は、以前ご紹介した「寿司一」さんです。“Tさん”お久しぶりです。メールを見たのが、夕食の後でした。お腹いっぱいでバッドタイミングだったのですが、お土産につられて来てしまいました。
東京地方は時より突風が吹いていて、お客はchalだけになりました。早めの店じまいで二人で飲み始めてしまいましたよ。“アナゴ”、“コハダのガリ巻き”、“厚焼き卵”等をつまみに、“静岡割り(お茶割)”で“黒霧島(芋焼酎)”をグビグビ行きます。
食い物談義に花が咲きます。田舎で山菜採りをしてきたそうです。そして出て来た物はこちらです。
右上の写真は、皆さんご存じの“ワラビ”です。立派ですね。さて、左上の写真は・・・。
“コシアブラ”といいます。初めて見ました。“Tさん”曰く、お通しで食べた“胡麻和え”の食材だそうです。何処かで食べた味ですね。でも思い出せません。ムムムム・・・モヤモヤ・・・。ミツバとタラの芽を合わせた感じの味なんですが・・・。
頂いたお土産は、こちらです。“ゆず胡椒(しろうす)”は、先月、“Tさん”が福岡に行った時のお土産です。“古城そば(松本)”と“コシアブラ”もセットで頂きました。この生蕎麦は、以前にも頂いたのですが、付属の出汁は美味しくないのですが、蕎麦本体は安いのに、なかなかの味です。おおざっぱに言えば更科系ですね。
家に帰って“コシアブラ”を早速検索。出てきました。さすが“ウィキペディア”。ウコギ科ウコギ属。ウコギの親戚でした。ウコギは食べた事あります。
米沢では、今でもウコギの垣根のお家が多いんですよ。“藤沢周平”の「漆の実のみのる国:ウルシノミノミノルクニ」(ギャグみたいな題名ですが)にも出て来る話です。米沢(上杉)藩の窮乏を救うのに、上杉鷹山(上杉治憲)の命令で、食べられる木を垣根に植えたそうです。もしかすると、記憶違いで、“直江兼続”の話だったかもしれませんが・・・。有名な話なので、そのうち今放送中の「NHK大河ドラマ:天地人」にも出て来るかも知れませんけど。結論は持ち越しと言うことにしてくださいね。
話が脱線しました。昨日のお昼ですが、一昨日の天ぷらに“コシアブラの天ぷら”を追加して、天ぷらそばにしました。当然、頂いた“古城そば”ですよ。
天ぷらは、一度オーブントースターで暖め直しました。
この天ぷらですが、米粉を使っているので、再加熱でかなり揚げたての状態に戻ります。
“コシアブラ”の天ぷら最高です。“タラの芽”よりも美味しいですよ。“Tさん”胡麻和えのお浸しも美味しかったですよ。と言うより、考えながら食べていたので、あまり味わっていなかったと言うのが、本当の所ですね。
あまりにも美味しかったので、おっそ分けしなくては。そう言う理由を付けて、二日連ちゃんで飲みに出てしまいました。本日は「あじ彩」さんに、“コシアブラ”持参です。これぞ“お土産廻しの術”でございます。「あじ彩」さんの“A子様”天ぷらお上手ですよ。ご本人は「苦手」と仰っておられましたが・・・。
居合わせたお客様全員で頂きました。大人気で、一瞬のうちに胃袋の中へ。「寿司一」の“Tさん”ありがとうございます。今後も美味しい物をいっぱい教えて下さい。
- ショップ: 日本花卉ガーデンセンター
- 価格: 1,260 円
天ぷらおいしそうですね~
あっ、よだれが・・・
by Islay (2009-05-17 00:03)
コシアブラのてんぷら、美味しいですよね。
拙宅でも、実家の母親がよく作ってくれます。ウチは田舎ですので、車で15分も走れば山菜がたくさん直販していますよ~(^^
by kurizo (2009-05-17 09:44)
米粉のテンプラは、温めなおしても美味しいんですね!
今度試してみます♪
お寿司屋さんとお知り合いって、いいですね。^^
by Yuki (2009-05-17 19:40)